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日本最古の遊園地、浅草花やしきでの
「ドローンスナップ」を活用したドローン自動飛行点検に参加
~ゼンリンデータコム・三井E&S・スカイブリッジ・椿本興業の協業で実現~
ニュースリリース
日本最古の遊園地、浅草花やしきでの
「ドローンスナップ」を活用したドローン自動飛行点検に参加
~ゼンリンデータコム・三井E&S・スカイブリッジ・椿本興業の協業で実現~
株式会社ゼンリンデータコム(所在地:東京都港区芝浦、代表取締役社長:清水 辰彦)は、株式会社三井E&S・株式会社スカイブリッジ・椿本興業株式会社との協業で、2023年11月21日(火)に日本最古の遊園地、浅草花やしきで実施した「ドローンスナップ」を活用したドローン自動飛行点検に参加しました。
浅草花やしきでは、2022年に営業を終了した高さ約60m「スペースショット」の点検に課題がありました。営業終了したとはいえ、浅草花やしきのシンボルとして重要な意味をもつ設備であり、継続的な保守・保全は必要不可欠でしたが、点検員が地上60mまではしごを使って登り点検することへの安全性の懸念と、はしごがない側面が点検できないという課題がありました。
そこで今回、株式会社スカイブリッジが「スペースショット」の高精度な三次元点群データを作成して、そのデータを基に「ドローンスナップ」を活用しドローンの自動飛行・自動撮影を行いました。撮影結果は、遊具点検で必要とされる十分な精度であることが実証されました。当社と株式会社三井E&Sは、今回の実証における技術面のサポートを行いました。
・実際のドローン点検動画:https://www.youtube.com/watch?v=ha7QOpL6mE4
・ドローンスナップとは
https://www.zenrin-datacom.net/solution/drone
インフラなどの設備における点検・巡視に対して、ドローンが飛行から撮影まで一貫して自動で行える「自動飛行ファイル」を生成する“ドローン自動飛行点検ルート生成アプリ”です。
・「ドローンスナップ」に「スペースショット」三次元点群データを取り込み飛行ルート設定を行う画面
「ドローンスナップ」で事前に撮影アングルを設定した撮影予定画像と実際に撮影した画像
・浅草花やしき 施設安全課アシスタントマネージャー大八木氏、同課野副氏のコメント
実際にドローン点検を実施してみて、映像がとても鮮明で純粋にすごいと思った。これからこうした点検がふえていくと想像ができた。今後、ドローンの撮影画像、測量データを基にどのように点検の幅が広がっていくかは、私自身楽しみにしている。
実際、今回実施したドローン自動飛行点検は現場でのドローンスナップの微調整により、再現可能な仕組みを目の前で完成していく工程には、驚いた。例えば、点検ポイントの調整が現場ですぐに微調整できることに加え、ドローンの自動飛行スピードが少し速いように感じた際も、その場で、スピードダウン調整。顧客のわずかな不安をも取り除いていく対応は、保全担当者としてもとても心強い次第だった。自動飛行点検は今後拡大していくテクノロジーだと思うので、測量技術の活用も併せて、活発になればという想いも込めて、各遊園地と情報交換を一緒に進めていきたい。
当社および株式会社三井E&Sは、今後も「ドローンスナップ」を用いたインフラ点検分野へのドローン実装に寄与して参ります。