点検における課題の分析、対象物の3Dモデル化から撮影、そして撮影したデータ管理まで総合的にご支援します。
ドローンを用いた点検に対し、「社内に知見がある者がいない」「何から着手したらいいか分からない」などお悩みの方も安心して活用いただけます。
ドローンスナップアプリは、3Dモデル上でドローンの飛行ルートや撮影設定をシミュレーションし、点検に必要な撮影ポイントを設定できます。ドローン機種やカメラの設定に合わせて、実際の飛行で得られる画角やズーム範囲などを事前に確認し、最適なフライトプランを自動生成することができます。
これらの過程を、委託ではなくお客様ご自身で行っていただけるため、点検の時間とコストを大幅に削減できます。
事前に撮影アングルを設定し、自動飛行・撮影によりドローンパイロットの操縦能力に依存することなく撮影が可能です。
いつ・誰が点検しても同様の画像を撮影することができるため、属人化することなく、長期的な定点観測・メンテナンスに活用いただけます。
01 | ドローンスナップアプリ |
『ドローンスナップアプリ』 は、大型構造物の点検前に、 3DCG 空間上で点検対象物に対する細かな撮影設定と、飛行ルートの生成・プレビューを行うことで、高度な巡視点検や設備点検を可能にするアプリケーションです。
このアプリケーションは株式会社三井E&S より提供します。
02 | 3Dモデル化ソリューション |
『ドローンスナップアプリ』 の利用には3Dモデルが不可欠です。点検に活用できる3Dモデルは、ドローンを用いた写真測量技術により比較的容易に生成できます。
03 | ドローンスナップクラウド |
『ドローンスナップアプリ』 で撮影した写真をクラウド上で管理できるサービスです。ドローンスナップアプリと連携することで効率的な点検結果の管理やAIによるさび判定等、画像の分析が可能です。
ドローンを導入するだけで、個々の現場で求められる点検要件をクリアすることは非常に困難です。ゼンリンデータコムでは、点検要件のヒアリングを通して必要な技術や機材を組み合わせたソリューションをご提案いたします。
設備点検で最初に必要となるのが設備の3Dモデルですが、個々の現場にあった方法で3Dモデルを生成する「3Dモデル化ソリューション」や撮影した画像の管理を容易にする「ドローンスナップクラウド(開発中)」等を組み合わせ、お客様の設備点検課題を解決をトータルサポートします。
ドローンスナップアプリに大型構造物の3Dモデルを取り込むことで、点検部位の撮影アングルを精緻に行うことができます。使用するドローン機種やカメラを設定することで、そのドローンを飛ばした時に得られる画角、ズームカメラの場合のズーム範囲、離隔をデスクトップ上でシミュレーションしながら点検に必要な撮影ポイントを設定し、それを繋いだフライトプランを生成する事ができます。
ドローンスナップアプリで生成したフライトプランをドローンのプロポに転送して自動飛行・自動撮影を行うことで、誰がドローンを飛ばしても、デスクトップ上で指定した画角で点検写真を撮影する事が可能となります。
左図の「予定画像」と「撮影画像」で画角が寸分違わないことが確認できます。(3Dモデルの解像度が少し粗いですが、画角を確認する目的ですので問題ありません)
多くの大規模プラントの場合、定期的な設備点検が実施されますが、ドローンスナップクラウド(開発中)を使用することで、撮影した写真を点検部位ごとに自動振り分けしてクラウド上で管理できます。これにより、撮影した画像を時系列で定点観測して比較したり、AIによるサビ判定を行うことが可能になります。
ドローンスナップアプリは、幅広い機種に対応しております。現時点では、RTK測位に対応したドローンと組み合わせが最適であり、DJI、SONY、ACSL、双葉電子の主要機種に対応してます。詳細は以下の「対応機種」をご覧ください。
メーカー | 機体名 |
---|---|
DJI |
Matrice 300 RTK |
DJI Mavic 3 Enterprise | |
Matrice 30/30T | |
SONY | Airpeak S1 |
ACSL | SOTEN |
双葉電子 | FMC-02 |
Skydio | Skydio Dock ※開発中 |
※上記以外のドローンに対しても対応可能です。まずはお問い合わせください
STEP
01
設備点検の課題やドローン活用状況をヒアリングさせていただき、お客様の導入目的に合ったご提案をいたします。
STEP
02
お客様のご要望により、ドローンスナップ アプリ単体の納品に加え、導入に向けた技術支援やノウハウ提供も可能です。
STEP
03
STEP
04
技術実証段階で使用するドローンは、お客様側でご準備いただく形でも、当社側でご提供する形でもどちらでも対応可能です。
ドローンスナップを利用するにあたって、必要な機材を教えてください
ドローンスナップを利用するには、以下の機材が必要になります。ご不明点についてはお問い合わせください。
①RTKに対応したドローン
②RTKにて、位置や方位を計測する機器
③RTK配信環境(ネットワークRTKサービスやRTK基地局)
どんな環境で利用できますか?非GPS/GNSS環境でも飛行できますか?
現状は、インターネットに接続でき、かつ、GNSSが受信できる環境にて利用可能です。
3Dデータはどんな形式に対応していますか?
現在は、3DモデルについてはFBX形式、
点群についてはxyz形式/pts形式/txt形式/las形式/laz形式/e57形式、に対応しております。