ニュースリリース

ゼンリンデータコムとコネクトムが、ローカル検索等のデータを活用した
新規顧客の来店予測の共同研究を開始

2022年03月30日

 株式会社ゼンリンデータコム(所在地:東京都港区港南、代表取締役社長:清水 辰彦、以下:ゼンリンデータコム)と、株式会社デジタルホールディングス傘下の株式会社コネクトム(所在地:東京都千代田区、代表取締役社長:奥田 知広、以下:コネクトム)は、両社が持つ資産・リソースを活用して事業領域の拡大、拡充及び新たなビジネスの共創を目的とした共同研究を開始いたしましたのでお知らせいたします。

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■共同研究の目的
 昨今事業者とユーザーとの接点は、集客方法の多様化により効率的なエリアマーケティングの必要性が高まっています。一方で現状は、高度なマーケティングを実施するためには一定以上のリテラシーが必要となり、ノウハウやリソースに限りのある事業者においては効果的なマーケティングを行うことが難しいという課題があります。
 エリアマーケティングサービスの強化に向けて、両社のノウハウや技術力をサービスと連携させ、事業者に向けた効率的なエリアマーケティングソリューションの共同開発検討を行います。

■共同研究の内容
 ゼンリンデータコムが運営するエリア分析ツール「AreaMarker(エリアマーカー)」と、コネクトムが運営するMEO* SaaS「トストア」を連携し、Googleビジネスプロフィールとゼンリンデータコムが提供する人流データ「混雑統計®」を活用した来店予測システムの共同研究を行い、より事業者に対して効果的なサービスを構築していくことおよび、両社の強みを基にした、事業者向けのローカルマーケティングサービスを共同で開発・事業展開を推進いたします。
*MEO (Map Engine Optimization) 

■今後の展開
 ローカル検索等のデータを活用した新規顧客の来店予測の共同研究を行います。具体的には、Googleビジネスプロフィールと「混雑統計®」に基づいた人流データの相関分析を行った上で、相関が出る業種・業態向けに更に深掘りした新規顧客の来店ポテンシャル分析をし、事業者に向けた効率的なエリアマーケティングソリューションのさらなる増強を目指します。

・「AreaMarker」について 
https://www.zenrin-datacom.net/solution/areamarker
複数拠点でオフィスや店舗を展開している企業向けのビジネスソリューションです。
Webサイト活用支援、店舗集客支援に加え、自然災害時のBCP活用支援まで企業情報を戦略的に活用できます。

・「混雑統計®」について
https://www.zenrin-datacom.net/solution/congestion
携帯電話利用者から許諾を得て取得したGPSによる位置情報ビッグデータを、分析プログラムで総体的かつ統計的に加工を行った「人流データ」です。人がどこから来て、どこへ行ったのかを把握することができます。

・「トストア」について 
https://tostore.jp/
「トストア」は、飲食業や小売業、各種サービス業を中心とする有店舗事業者様向けのGoogleビジネスプロフィールやその他デジタルメディア上で公開されている店舗情報を一元管理できるクラウド型ソフトウェア(SaaS)です。