ニュースリリース

ゼンリンデータコムと銀座農園が業務提携
~ 地図データ・位置情報技術とロボットの連携により、
農業ロボットのデファクトスタンダードを目指す ~

2021年03月22日

 株式会社ゼンリンデータコム(所在地:東京都港区芝浦、代表取締役社長:清水 辰彦、以下:ゼンリンデータコム)と、銀座農園株式会社(所在地:東京都中央区、代表取締役:飯村 一樹、以下:銀座農園.)は、事業領域の拡大、拡充及び新たなソリューション開発を目的とした業務提携をいたしましたのでお知らせいたします。

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■業務提携の内容

 ゼンリンデータコムは、スマートフォンやカーナビなど様々な情報端末向けに、地図情報をベースとした付加価値の高いソリューションやナビゲーションサービスを提供し、そのユーザーの生活を支援する事業を展開しております。
 銀座農園は、「テクノロジーで農業の未来を豊かにする」というビジョンを掲げ、自社の先端技術を搭載するマルチユース型農業ロボット「FARBOTTM(ファーボット)」をスマートアグリ事業の主軸として展開、またマルシェ事業も展開し全国の農業生産者等との流通ネットワークを構築しております。
 本業務提携では、両社が持つ資産・リソースを活用、FARBOTTMが収集したデータのマップへの展開、FARBOTTMが自律運転する際の地図データ利用などの技術を構築し、事業領域の拡大と新たなソリューションを開発することを目的としております。

 

■業務提携の内容

以下の事業展開を検討いたします。
・銀座農園が保有するマルチユース型農業ロボット「FARBOTTM」にゼンリンデータコムが保有する地図データ及び位置情報技術を組み込み、農業を始めとする第一次産業やその他産業に向けて新たなソリューションを開発します。
・草刈ロボット「FARBOTTM MOWER(ファーボットモア)」をベースとし、ゴルフ場やメガソーラー施設など草刈り業務が大きな課題となっている領域に特化したソリューションの開発と提供を共同で推進します。
・将来のビッグデータ構築のための農業データアナリティクスにおいて、FARBOTTMで取得されるデータ活用の可能性とビジネス化を両社で検討します。
・FARBOTTMの自律運転システムとマップ連携をスタンダード化することで、農業ロボットとしての事業領域を超える活用を目指します。