ニュースリリース

スマートフォンのWi-Fi信号から利用した国・地域の判定を行い
タブレットへの言語出し分けを行う
「インフォメーショントイレ」の実証実験を開始

2019年07月30日

 株式会社ゼンリンデータコム(本社:東京都港区、代表取締役社長:清水 辰彦)は、スマートフォンのWi-Fi信号を利用した国・地域の判定を行い、タブレットへの言語出し分けを行うサービス「インフォメーショントイレ」の実証実験を、TOTO株式会社(本社:福岡県北九州市、社長:喜多村 円)の設置協力の下、2019年8月1日から、「TOTO宮島おもてなしトイレ(広島県廿日市市)」※1で開始いたします。
 本サービスは、株式会社ウォークインサイト(本社:東京都新宿区、代表取締役社長 CEO :松井康至)が提供する、利用者の国・地域をWi-Fi信号から分析・判別し言語をタブレットへ出し分ける機能※2を活用し、タブレットへの表示を行います。

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■インフォメーショントイレ
 観光地や出先等で、誰もが一定の時間留まるトイレ空間に訪れる人のスマートフォンのWi-Fi信号から国・地域を判定し、タブレットにトイレの使い方や、観光案内等をリアルタイムに配信します。
今回は、英語・簡体字中国語・韓国語・日本語での案内表示をします。
 トイレの使い方や地域の見所・観光案内をはじめ、利用者ごとの広告配信や利用者の統計分析などへの活用も可能な技術です。

※1:2019年8月1日に供用開始される、観光トイレを含む複合施設です。
※2:株式会社ウォークインサイトが提供するトラベルインサイトでは、独自技術によりセンサーがスマートフォンのWi-Fi信号を感知し、訪日外国人の国・地域や比率等を判別(特許取得済)することが可能なサービスです。加えて本実証実験では、新たに開発した訪日外国人判別結果を独自の機械学習アルゴリズム(特許取得済)により、リアルタイムにアウトプットする仕組みを実験導入しております。

■トラベルインサイトを活用した訪日外国人の分析サービス紹介ページ
 https://www.zenrin-datacom.net/business/inbound/analysis/
 

 

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