ニュースリリース

Will SmartがJR九州と共同開発した訪日外国人観光客対応の運行情報案内システムを30駅に設置および運用を開始

2017年03月29日

株式会社ゼンリンデータコムの子会社でITソリューション事業を手掛ける株式会社Will Smart(ウィルスマート 本社:東京都中央区、代表取締役社長:石井康弘 以下「Will Smart」)が、訪日外国人対応の運行情報案内システムをJR九州と共同開発しました。博多駅や熊本駅など合計30駅33箇所に順次設置し、運用を開始します。

本システムの開発は、訪日外国観光客を含む駅利用者の利便性向上を目的としています。
JR九州は、駅が保有するPCやスマートフォンで、当該システムの管理画面を操作することで、インターネットを介してリアルタイムな運行情報を日英中韓の4言語で簡単に表示することが可能です。また、同時に日英での音声アナウンスも自動で放送することもでき、バリアフリー対応も図れます。
加えて、本システムではJR九州アプリの機能である列車位置情報(どれどれ)との情報連携も実現しており、運行情報だけでなく、リアルタイムな列車の在線位置の把握も可能です。
駅に設置する表示端末は、ソニーマーケティング株式会社が販売しているAndroid TV™機能搭載液晶テレビ ブラビアに、Will Smartが開発したデジタルサイネージ配信システム「Will-Sign for ブラビア」を利用しており、4Kの高精細画像で利用者の視認性を高めるとともに、鉄道事業者にとって導入しやすい価格帯で提供することが可能です。