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    北九州市八幡東区東田エリアをテーマパークに!
    「どこでもテーマパーク」実証事業を実施しました。

お知らせ

【実証事業レポート】xR、自動運転、5Gを活用して
北九州市八幡東区東田エリアをテーマパークに!
「どこでもテーマパーク」実証事業を実施しました。

2022年01月19日

 当社が代表企業を務める「コンフォートデジタルツーリズム事業化推進協議会※」が、2021年12月18日~24日・2022年1月3日~9日に福岡県北九州市八幡東区東田エリアで実証事業を行いました。
 同事業は、令和3年度 観光庁「これまでにない観光コンテンツやエリアマネジメントを創出・実現するデジタル技術の開発事業」の採択事業として、xR・自動運転・5Gといった最先端の技術を活用し、東田エリア一帯をテーマパークに見立てて2種のアトラクションを提供しました。両アトラクション合わせて定員をはるかに超えた1000名以上の方に事前お申込みをいただき、約400名の方にご体験いただきました。
※「コンフォートデジタルツーリズム事業化推進協議会」
代表者:東 大輔氏(久留米工業大学)、代表企業:(株)ゼンリンデータコム、参画企業等:久留米工業大学、(株)コンピュータサイエンス研究所、(株)三菱総合研究所、(株)NTTドコモ九州支社、北九州市

 

■アトラクション紹介
一人乗り自動運転モビリティに乗り、xRゴーグルを装着して、コース内を移動しながら仮想・複合現実空間を体験する2種のアトラクションです。

鉄の道VRガイディングツアー

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地球誕生からの壮大な物語巡りと、世界遺産“官営八幡製鉄所“の歴史と現代の鉄づくりを学べるVR視聴を組み合わせたガイディングツアーです。
・所要時間/ガイディング(自動運転モビリティ+徒歩移動)約15分 、ゴール地点でのVR視聴約6分
・VR視聴デバイス/IDEALENS K4
・自動運転モビリティ/WHILL Model CR

■ご参加いただいた方の様子(下記URLをクリックすると動画が流れます)
https://youtu.be/RR1aAQCxelc

■ご参加いただいた方のコメント
・近くに住んでいるため、北九州市政だよりを見て申し込みました。地元の歴史を勉強できてありがたいです。(30代女性)
・VRは迫力があって楽しかった。自動で動く乗り物に乗りながらガイドを聞けたのが面白かった(13歳女子)
・普段できない経験ができて良かった。色々な観光地でその地域の歴史などを学べるアトラクションがあれば参加したい。(40代男性)

ブロック組み合わせ

 

「デジタル恐竜パーク」

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リアルなフル3Dで復元した恐竜が、MRゴーグルを通して現実世界に現れる新感覚アトラクションです。
・所要時間/約9分
・使用デバイス/Microsoft HoloLens 2
・自動運転モビリティ/WHILL Model CR
・コンテンツ(出現恐竜)/ステゴサウルス、ディプロドクス、トリケラトプス、プテラノドン、ティラノサウルス

■ご参加いただいた方の様子(下記URLをクリックすると動画が流れます)
https://youtu.be/61kv3QZfvko

■ご参加いただいた方のコメント
・てまねきすると大きな恐竜が近づいて来て、不思議な感覚になりました。とにかく迫力が凄かったです。(30代女性)
・知っている恐竜が出てきたので面白かった。(10歳女子)
・現実の景色の中に大きな恐竜が出てきてビックリしました。(12歳男子)

 

■主催者コメント

久留米工業大学 インテリジェント・モビリティ研究所 所長
学長補佐・教授 東大輔氏

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まずは、沢山の方のお申込み、ご参加ありがとうございました。
また、私の発案からはじまった「どこでもテーマパーク事業」で、ゼンリンデータコムをはじめ、コンソーシアムの皆様には大変なご尽力を賜り深く感謝申し上げます。
今回、先進技術を活用することで多大なコストをかけずにテーマパークのような演出をする取り組みを東田エリアで実現でき、お子様からご年配の方まで幅広い方々から「楽しかった」「勉強になった」などのありがたいお言葉をいただくことができました。
今後は、今回の実証事業を通して見つかった課題をひとつひとつクリアしながら事業化を目指していきます。

 

株式会社コンピュータサイエンス研究所 代表取締役社長 兼 株式会社ゼンリンデータコム顧問
林 秀美氏

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今回「どこでもテーマパーク」実証事業全体の企画、xR 技術開発、地元事業者連携を担当しました。マネタイズなど課題はまだまだありますが、全国展開できるコンテンツだと思っています。
北九州市八幡東区東田エリアには、世界遺産「官営八幡製鐵所」や、「いのちのたび博物館」などの魅力的な観光施設があるのにもかかわらず、2017 年末の「スペースワールド」の閉園に加えて、昨年からコロナ禍の影響もあり、来訪者が減少傾向にあります。そのようなポテンシャルのある地域を活性化させ、今後は同じような課題を抱える地域とも連携した事業展開を視野に入れたいと考えています。