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ニュースリリース

織田病院が取り組む、退院直後の在宅支援を円滑にする「MBC(Medical Base Camp)」で、ゼンリンデータコムの位置情報を利用したソリューション「いつもNAVI 動態管理サービス」を活用

2016年06月23日

株式会社ゼンリンデータコム(所在地:東京都港区港南、代表取締役社長:清水 辰彦、以下、ゼンリンデータコム)は、位置情報を活用したソリューション「いつもNAVI 動態管理サービス」を訪問診療、訪問看護、訪問リハビリ、訪問介護などに応用し、「新地域医療 MBCシステム」としてバージョンアップしました。今回のバージョンアップは、社会医療法人 祐愛会織田病院(所在地:佐賀県鹿島市、以下、織田病院)の協力を受け実現。織田病院が取り組む亜急性期の在宅病棟「メディカル・ベース・キャンプ(MBC: Medical Base Camp)」にて活用しています。

■「メディカル・ベース・キャンプ(MBC: Medical Base Camp)」とは
織田病院では、地域の急性期病院として、限られた病床数で地域の救急医療及び高齢化に対応する為、退院後のケアも継続的に図る「メディカル・ベース・キャンプ(MBC: Medical Base Camp)」を開設しております。
病院を基地(ベース)とし、入院中のケアを自宅退院後も引き続き在宅で継続するために、特に退院直後(亜急性期)において訪問サービスを行う部門(キャンプ)を「メディカル・ベース・キャンプ(MBC: Medical Base Camp)」とし切れ目のないケアの実践に取り組んでおり、訪問看護師、理学療法士、介護福祉士、メディカルソーシャルワーカー、ケアマネージャーなど多職種を配属しフラットな連携体制で在宅医療を支援しております。
「限られた病床数で地域の救急医療及び高齢化に対応する」には、今後さらに在宅医療の重要性は高くなることが予想されます。また、「Aging in place~住み慣れた場所で最期まで~」を実現するために、病院の役割も「治す医療」から、「治し支える医療」へと変化しています。その中で、在宅医療の充実により在院日数の短縮や、再入院率の低下など、様々な可能性がMBCにはあります。

■「新地域医療 MBCシステム」とは
「MBCシステム」にて車両/スタッフの位置や業務状況をリアルタイムに、視覚的に(見える化し)把握することができるので、移動を伴う業務に対して車両位置や業務状況を的確に判断し、状況に応じた的確な業務指示やフォローを迅速に行うことが可能です。これにより、訪問医療、訪問看護、訪問リハビリ、訪問介護などの移動を伴う業務が効率よく、快適に活用いただけます。
織田病院では、2015年10月から、訪問看護業務、訪問リハビリ業務で一部トライアルを実施しており、現在は、「地域を病棟、自宅を病床と見立てる」の考えのもと、80インチ大型モニターを設置し患者宅をマッピングし、車両/スタッフの位置を地図上でリアルタイムに把握し状況に応じた、的確な業務指示の実施が可能になりました。また、業務の効率化だけでなく、患者宅からの緊急の連絡の際にも、迅速な対応が可能となりました。