高知県 浦戸大橋
■導入前の課題
橋梁点検は、ロープアクセスや高所作業車による点検が主流。ドローン点検は万能ではないが、点検者の危険回避やコスト軽減の観点で今後ドローンを活用が有効。しかしながら、操縦者の技術に大きく左右される事が課題。
■実施内容
・高知県の公共測量分野で実績豊富で、ドローンや三次元レーザースキャナ等の最新技術を活用した取り組みにも積極的に取り組んでいる、タカチ測建様がドローンスナップを活用して飛行ルート並びに撮影場所を設定し自動飛行&撮影を実施。
・今回は、別途高知県で整備した浦戸大橋の3D点群データを活用して実証を行い、既存の三次元データの利活用の可能性も検証した。
■導入の効果
・高知県から提供を受けた三次元点群データをドローンスナップに取り込み、点検ポイントをアプリ上で設定したところ、自動飛行でアプリ上の予定画像と同様の画像を安定的に取得することが確認できた。
・自動飛行のため、繰り返し飛行しても同じ結果が得られ、撮影した写真では、橋梁の0.2ミリのクラックも確認できた。この内容について、高知県で橋梁を管理している高知土木事務所や技術管理課、高知県建設技術公社をお招きし説明を行った。
利用機材(ドローン) |
DJI / Matrice 300 RTK |
利用機材(カメラ) |
DJI / Zenmuse H20 |
RTK補正情報 |
独自基準局設置
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ドローン点検 |
タカチ測建 |