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駐車場検索をする方法とは? アプリとAPIそれぞれのメリットなどを比較

業務で車を使用すると、ついて回るのが駐車場の問題です。

近くに駐車場がなくさまざまな場所を探し回ったり、駐車場をせっかく見つけても空いていなかったりと、特に大型車や工事で長時間駐車が必要な方は駐車場探しで苦労をした経験があるのではないでしょうか?

この記事では、駐車場探しを効率化するための方法について詳しく解説します。

ぜひ参考にしてみてください。

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目次[非表示]

  1. 1.駐車場を効率よく検索する方法2つ
    1. 1.1.①アプリを使用し検索する
    2. 1.2.②APIを活用し駐車場検索機能を自社システムに組み込む
  2. 2.駐車場検索アプリを使用するメリット3選
    1. 2.1.①アプリ上で駐車場の予約ができる
    2. 2.2.②アプリ内で精算ができる
    3. 2.3.③駐車してよい土地を保有している人とのマッチングが可能
  3. 3.駐車場検索アプリを使用するデメリット2選
    1. 3.1.①地域によってはアプリに対応している駐車場が少ないこともある
    2. 3.2.②予約をキャンセルした場合にキャンセル料が発生することがある
  4. 4.APIを活用し駐車場検索機能を導入するメリット3選
    1. 4.1.①必要な情報を取得できるよう自由にカスタマイズできる
    2. 4.2.②駐車場検索以外の機能も導入できる
    3. 4.3.③自社システムの既存機能と連携できる
  5. 5.APIを活用し駐車場検索機能を導入する際の注意点2選
    1. 5.1.①API提供会社の仕様変更で不具合が発生することがある
    2. 5.2.②APIを導入するにはコストがかかる
  6. 6.駐車場検索はアプリとAPIどちらがおすすめ?
  7. 7.まとめ:状況に合わせて駐車場を検索する方法を検討しよう
  8. 8.駐車場検索機能を導入する際には、ゼンリンデータコムへご相談ください!


駐車場を効率よく検索する方法2つ

駐車場を効率よく検索する方法2つ

近年では駐車場を検索してくれる便利なツールやアプリがでており、それを利用することで駐車場を探す手間が削減できるようになりました。

駐車場検索を効率よくするための方法は主に以下の2つです。

  • アプリを使用し検索する
  • APIを活用し、駐車場検索機能を自社システムに組み込む

それぞれの方法についてくわしく解説します。


①アプリを使用し検索する

駐車場を検索するためのアプリが多数リリースされており、スマートフォンなどインターネットにつながるデバイスを持っていれば誰でも利用できます。

駐車場検索アプリの主な機能は以下の通りです。

  • リアルタイムで空いている駐車場を表示
  • 駐車場までの道のりをナビする
  • 土日料金や最大料金を計算して、割安な駐車場を表示する
  • 駐車場を事前に予約することができる
  • アプリ上で駐車料金の決済をすることができる

このように駐車場検索をする際に役立つ機能を備えているアプリを利用することで、駐車場を簡単に探せます


②APIを活用し駐車場検索機能を自社システムに組み込む

企業、法人の場合は、駐車場検索機能を効率化してくれるAPIを自社システムに組み込むことで、駐車場の検索をスムーズにできます。

APIとは「Application Programing Interface」の略で、アプリケーションとプログラムをつなぐ役割を果たします。

APIを自社システムに組み込むことで、APIが持つ機能を自社システムに取り入れることができ、機能を拡張できるのです。

駐車場検索に役立つAPIには、主に以下のような機能があります。

  • 駐車場検索した際に、駐車料金が表示される地図を制作できる
  • 収容台数や車種制限などの情報も取得できる
  • 駐車場検索機能以外の機能も豊富

など

自社システムに取り入れたい機能を持ったAPIを選んで組み込むことで、業務の効率化を図れるようカスタマイズできます


駐車場検索アプリを使用するメリット3選

駐車場検索アプリを使用するメリット3選

便利に駐車場検索をするためにアプリを活用することには、主に以下の3つのメリットがあります。

  • アプリ上で駐車場の予約ができる
  • 精算ができる
  • 駐車してよい土地を保有している人とのマッチングができる

それぞれのメリットについて詳しく解説します。


①アプリ上で駐車場の予約ができる

駐車場検索アプリでは、空いている駐車場をアプリ上で事前に予約できます

駐車場を事前に予約することによって、外出した際に駐車場を探す心配をしなくてよくなり、行動に余裕ができることが最大のメリットです。

またアプリでは、目的地や現在地に近い駐車場を検索できるため、距離の離れた駐車場に車を止めることも少なくなるでしょう。

さらに、駐車場ごとの費用も確認できるアプリで予約をすることで、できるだけ安い費用で駐車場を利用できます。


②アプリ内で精算ができる

事前に駐車場検索アプリにクレジットカードなどの決済手段を登録しておくと、アプリ上で駐車料金の精算を行えるアプリもあります

つまり、駐車場の予約から精算まで、すべての手順をアプリ上で完結させられるのです。

アプリを利用できる端末さえ持っていればいつでも駐車場の準備ができるため、外出しやすくなるでしょう。


③駐車してよい土地を保有している人とのマッチングが可能

空間をシェアするサービスの一環として、「駐車場のシェアリングサービス」を提供する企業が増えています。

「駐車場のシェアリングサービス」は、駐車してよい土地を保有している人と、駐車場を利用したい人をマッチングするサービスです。

個人が自宅で所有している駐車スペースなど、空きスペースをうまく活用したい人がサービス上で駐車場を貸し出しているため、割安で利用できることがメリットといえます。

個人で貸し出している駐車スペースは、多くの場合シェアリングサービスなどを利用しないと、見つけることが難しいです。

したがって、企業が運営している時間貸しの駐車場は埋まっている場合でも、シェアリングサービス機能がついているアプリを利用することで、駐車場をより見つけやすくなります


駐車場検索アプリを使用するデメリット2選

駐車場検索アプリを使用するデメリット2選

駐車場検索アプリは誰でも利用でき、便利な機能を備えています。

しかし、主に以下2つのデメリットがあるため、注意が必要です。

  • 地域によってはアプリに対応している駐車場が少ないこともある
  • 予約をキャンセルした場合にキャンセル料が発生することがある

それぞれのデメリットについて解説します。


①地域によってはアプリに対応している駐車場が少ないこともある

駐車場検索アプリは普及が進んできており、サービス範囲を拡大していますが、地域によっては対応していない場合もあります

したがって、土地勘のない出先で検索アプリを利用しようとしても、地域によっては検索できず、駐車場を自力で探す必要がでてくる可能性があるでしょう。

この点が駐車場検索アプリを利用する際の、最大のデメリットといえます。

デメリットを緩和するためには、複数のアプリに登録しておくことなどがおすすめです。

複数アプリに登録しておくことで、アプリのサービス対応地域の偏りを抑えられます。


②予約をキャンセルした場合にキャンセル料が発生することがある

大半の駐車場検索アプリでは、駐車場を予約した後、直前でキャンセルしてしまうとキャンセル料が発生することが一般的です。

そのため、検索アプリを利用しようと考えている方は、直前にキャンセルしてしまわないように注意してください。

利用する際は、キャンセル料金に関する事項を確認するなどし、注意事項に沿って利用計画を立てましょう。


APIを活用し駐車場検索機能を導入するメリット3選

APIを活用し駐車場検索機能を導入するメリット3選

企業、法人の場合はAPIを活用することによって、自社の開発だけでは搭載が難しいさまざまな機能をシステムに導入できます。

APIを活かして、駐車場検索機能を導入する際の主なメリットは以下の通りです。

  • 必要な情報を自由にカスタマイズできる
  • 駐車場検索機能以外の機能も導入できる
  • 自社システムの既存機能と連携できる

それぞれのメリットについて詳しく解説します。


①必要な情報を取得できるよう自由にカスタマイズできる

APIを使うことで、自社が必要とする内容に合わせて取得する情報を自由にカスタマイズできます

企業の目的によって必要な情報はさまざまです。

例えば駐車場検索ひとつをとっても、下記のような情報を取得できます。

  • 収容台数
  • 車種の制限があるか
  • 満車、空車状況
  • 平日、休日の料金

など

APIにはさまざまな情報を取得するための機能が用意されているため、導入したい機能を少ない工数で自社システムに導入することが可能です。

したがって、APIを活用することで自社の業務の効率化を図れます。


②駐車場検索以外の機能も導入できる

APIにはさまざまな機能があると紹介しましたが、もちろん駐車場検索機能以外の機能も用意されており、より自社システムの改善に活かすことが可能です。

駐車場検索は、基本的に地図情報をベースにシステムが組み上げられています。

地図情報から目的地との位置関係も容易に把握できたり、3D地図にプロットしたり、マーカーや図形などを使って地図をより見やすくできればシステムが使いやすくなるでしょう。

APIでは、このような駐車場検索などの機能をさらに便利にするようカスタムできます。

また地図情報を多言語に対応させたり、気象情報、ETCの料金、交通情報など輸送に関する情報を追加することで、業務の効率化を図ることも可能です。

アプリケーションなどすでに完成しているものとは違い、このようにAPIは自社システムに求める機能を自由に追加できるのです。


③自社システムの既存機能と連携できる

APIを活用する際には自社システムに機能を追加することが多いため、既存のシステムと連携することが可能です。

自社で一からシステムを開発しなおさずにすむことで、開発費用を抑えつつ、サービスや業務の効率化を図れます。

また既存のシステムをベースに開発を行うため、新たにシステムの操作方法を覚える手間も削減できるでしょう。

業務の効率性を損ねることなく、自社システムをより強化できることもAPIを活用するメリットのひとつです。


APIを活用し駐車場検索機能を導入する際の注意点2選

APIを活用し駐車場検索機能を導入する際の注意点2選

APIを活用するメリットを解説しましたが、以下のような注意点も存在します。

  • API提供会社の仕様変更で不具合が発生することがある
  • APIを導入するには知識が必要

それではそれぞれのデメリットについて詳しく解説します。


①API提供会社の仕様変更で不具合が発生することがある

自社システムにAPIを導入している場合、仕様変更により不具合が発生してしまう可能性があることがデメリットのひとつです。

機能改善や不具合の調整のためにAPIはしばしば仕様変更がなされます。

そのため、APIを活用し自社システムに機能を導入している場合、システムとAPIの仕様変更の兼ね合いで不具合が発生してしまうことがあるのです。

またAPI自体の提供が停止してしまうと、システムが機能しなくなってしまう場合もあるため注意しましょう。


②APIを導入するにはコストがかかる

「API」を導入するには継続的なコストが発生します。

ただし業務の効率化や人的リソースの削減につながれば、コストを上回る効果が得られるでしょう。


駐車場検索はアプリとAPIどちらがおすすめ?

駐車場検索はアプリとAPIどちらがおすすめ?

駐車場検索を便利にするための方法としてアプリとAPI、2つの方法に関するメリットとデメリットを解説しました。

しかし、アプリとAPIどちらを利用すればよいのか悩んでいる方もいるのではないでしょうか?

そのような方は以下でそれぞれおすすめの人の特徴をまとめましたので、参考にしてください。


【アプリの利用がおすすめの人】

  • 個人の方
  • 駐車場検索の頻度が高くない方
  • 予約や決済を簡単に済ませたい方


【API利用がおすすめの人】

  • 企業、法人の方
  • 業務で駐車場検索を行うことが多い方(特に大型車両を保有するなど、車種や高さ制限などの情報がほしい方)
  • 既存の自社システムを活用したい方


まとめ:状況に合わせて駐車場を検索する方法を検討しよう

駐車場検索の効率化を図れる方法としてアプリとAPIを紹介しました。

アプリ、API共に便利な機能を備えていますが、大切なことは状況に合わせた検索方法を選択することです。

方法を間違えてしまうと、導入コストが高くなってしまったり、逆に手間がかかってしまったりといった結果になりかねません。

駐車場検索機能を導入する際は、まずどのような場合に検索機能が必要なのかを考えてから検討するようにしましょう。




駐車場検索機能を導入する際には、ゼンリンデータコムへご相談ください!

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