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効率よく距離測定を行いたい! 測定の仕方や業務効率化の方法を解説

運行計画などを作成する際に、目的地までの距離から配送時間を予測することは重要です。

そのため、運送業などに携わられている方は、地点間の距離測定を行うことが多いのではないでしょうか?

中には、距離を測りたいけどどのように調べたらよいのかわからないという方もいるでしょう。

そこで本記事では、地点間の距離を調べる方法や、調べた距離の情報を活用する方法などについて解説します。

効率よく地点間の距離を調べる方法についても解説していますので、ぜひ参考にしてください。

※本記事は2022年8月時点の情報です

目次[非表示]

  1. 1.そもそも距離測定とは?
  2. 2.地点間の距離測定を行う2つの方法
    1. 2.1.①Googleマップを活用する
    2. 2.2.②無料公開されているツールなどを使用する
  3. 3.Googleマップを活用し距離測定を行う手順
    1. 3.1.パソコンで調べる場合
    2. 3.2.スマホアプリで調べる場合
  4. 4.距離測定で得た情報を運送業などの業務に活用する方法
    1. 4.1.配送順序を決める際の情報とする
    2. 4.2.配達までの時間を考慮する情報とする
  5. 5.距離測定を行う頻度が高い企業にはAPIがおすすめ!
  6. 6.距離測定におすすめのAPI 2選
    1. 6.1.①Google Maps Platform
    2. 6.2.②いつもNAVI API/SDK
  7. 7.まとめ:APIを活用し距離測定などの業務を効率化しよう
  8. 8.距離測定業務でお困りの方はゼンリンデータコムにご相談ください!


そもそも距離測定とは?

そもそも距離測定とは?

距離測定とは、ある2点の距離を測定することです。

距離測定には主に2種類の測量方法があり、1つは「間接測定」もう1つは「直接測定」という方法があります。

間接測定は、三角形の内角から距離を推測する三角測量や、望遠鏡内の上スタジア線と下スタジア線から距離を測定するスタジア測量と呼ばれる方法で、距離測定をすることが可能です。

どちらも間接的に距離を測定するため、正確さより測定にかかる時間を短縮することを重視した簡易的な測定方法といえます。

一方、直接測定は鋼巻尺や張力計、水準器などを使用して直接地点間の距離を測ります。

距離測定をすることによって、目的地までの具体的な移動距離や時間を算出できるため、配送業務含めた、あらゆる業務の効率化に役立てることが可能です。


地点間の距離測定を行う2つの方法

地点間の距離測定を行う2つの方法

距離測定というものがどういったものか理解できても、距離測定を行う方法が分からず、悩んでいる方もいるのではないでしょうか。

地点間の距離測定をおこないたい方は、以下の方法を試してみてください。

  • Googleマップを活用する
  • 無料公開されているツールなどを使用する

それぞれの方法を詳しく解説します。


①Googleマップを活用する

Googleマップを活用すれば、地点間の距離を測定できます。

Googleマップは、主に目的地や現在地を知るために活用されているポピュラーなアプリです。

Androidスマホの標準アプリとしても搭載されており、多くの方が活用しています。

そんなGoogleマップですが、目的の検索などができるだけでなく、地点間の距離測定を行うことも可能です。

無料で使用できるだけでなく操作も簡単なため、距離測定をおこないたい方はGoogleマップを活用してみましょう。

Googleマップを活用すれば、2点だけでなく複数の地点も簡単に距離測定できます。


②無料公開されているツールなどを使用する

Googleマップ以外にも無料公開されているツールを使用すれば、距離の測定が可能です。

距離測定をおこなえる無料ツールはさまざまありますが、基本的には距離を測りたい2点を地図上で選択すれば、距離を算出してくれる簡単操作のツールが多く公開されています。

無料ツールは、地図上で地点をクリックして選択するもの、地図上で2点の距離をなぞって測定するものなどさまざまです。

無料で距離測定をしたい方は「距離測定 無料」とネットで検索して、探してみましょう。

距離測定を無料でできるツールがいくつかヒットしますので、自分が使いやすいツールを活用してみてください。


Googleマップを活用し距離測定を行う手順

Googleマップを活用し距離測定を行う手順


具体的にどのような手順で距離測定を行うのか、Googleマップの距離測定の手順を確認しておきましょう。

Googleマップはパソコンとスマホアプリの2種類で使用方法が違うため、それぞれの手順を確認しておいてください。


パソコンで調べる場合

まずパソコンでGoogleマップを開きます。

アプリを開いた後に、距離測定を開始する地点(始点)を右クリックしてください。

次に「距離を測定」を選択して、目的地まで地図を移動させます。

終点となる目的地を見つけて左クリックすると2点間の直線距離が画面下部に表示されるため、距離を確認しましょう。

この際に、他の地点を左クリックすると、距離測定する地点を複数に増やせます。

また、経路や地点はクリックしてドラッグすると移動できるので、誤差が生じた時には自分で移動させましょう。

距離測定が終了した後は、右クリックをして「測定を消去」を選択すれば測定が終了します。


スマホアプリで調べる場合

Googleマップはスマホアプリでも人気が高いアプリです。

スマホアプリのGoogleマップで距離測定を行う手順としては、まずアプリを開いて測定を開始したい地点を選択し、赤いピンを出しましょう。

次に赤いピンをタップして「距離を測定」を選択します。

距離の測定を選択した後は、画面中心に終点が表示されますので、計測したい目的地に合わせることで、2点間の距離を求められます。

画面右下にある「地点を追加」アイコン「+」をタップすると、さらに計測地点を増やせるため、複数地点の距離を測りたい方は活用してください。

Googleマップを活用すれば、パソコンがなくても、スマホ1つで簡単に距離測定が可能です。

すぐに距離測定をおこないたい方は、スマホアプリのGoogleマップを活用してみましょう。


距離測定で得た情報を運送業などの業務に活用する方法

距離測定で得た情報を運送業などの業務に活用する方法

距離測定によって算出された情報は、さまざまな業務で活用可能です。

中でも運送業などの業務は、距離測定で得た情報がさまざまな方法で活用されています。

距離測定で得た情報がどのような方法で、運送業などの業務に活用されているのか確認してみましょう。

距離測定で得た情報が活用されている主な場面は以下の通りです。

  • 配送順序を決める際の情報とする
  • 配達までの時間を考慮する情報とする


配送順序を決める際の情報とする

運送業などが配送手順を決める際に、どの経路が最適な配送経路かを知る指標として距離測定で得た情報が活用されます。

距離測定で得た情報が無ければ、どの配達経路が最短なのかその土地に詳しい経験者にしかわかりません。

しかし、距離測定で得た情報があれば配達したことがない地域、経路であっても、最適な経路をすぐに算出できます。

距離測定で得た情報は、適切な配送経路を決定するための情報として多く活用されています。


配達までの時間を考慮する情報とする

距離測定で得た情報は、運送業などが配達までの時間を考慮するために必要な情報です。

例えば、距離から配達時間を予測することで、運行計画の作成などに役立てられます。

距離測定の情報は、カーナビなどにも活用されており、出発時間や到着時間を知るための指標になるのです。

そのため、距離測定で得た情報は、無理のない運行計画を作成する上で重要な情報といえます。


距離測定を行う頻度が高い企業にはAPIがおすすめ!

距離測定を行う頻度が高い企業にはAPIを活用し効率化することもおすすめ

運送業など配送や運転を生業としている企業は、距離測定を行う必要が日常的に生じます。

距離測定を行う頻度が高い企業は、APIを活用して業務を効率化させてみましょう。

APIとは「Application Programming Interface」の略称で、ソフトウェアやアプリケーションを連携させる仕組みです。

単体のシステムでは対応できないことでも、APIを活用することで複数のアプリケーションを連携し情報を効率的に収集・網羅できます。

距離測定を行う頻度が高い企業は、APIを活用して業務を効率化させてみましょう。


距離測定におすすめのAPI 2選

距離測定におすすめのAPI2選

距離測定を行うAPIは、以下の2つがおすすめです。

  • Google Maps Platform
  • いつもNAVI API/SDK

それぞれの特徴を確認して、自社に合った最適なAPIを活用してみましょう。


①Google Maps Platform

Googleマップを使用して、距離測定をおこなっている企業は「Google Maps Platform」がおすすめです。

「Google Maps Platform」は、Googleが提供するWebマップサービスで、より効率的な距離測定ができます。

具体的には、Googleがさまざまな情報から算出した交通情報を踏まえ移動時間を計算することなどが可能です。

そのため、より現実の交通状況に近い配達時間の予測に活用できます。

他にも、ルートで配送を行う場合は地点を登録したり、また新しい地点の場合は写真や画像を共有しより正確な場所の特定や距離測定に活用できるでしょう。

Googleマップを日常的に使用している企業は、「Google Maps Platform」の利用を検討してみてください。


②いつもNAVI API/SDK

ゼンリンデータコムが提供する「いつもNAVI API/SDK」はゼンリングループならではの精度の高い地図APIを求めている企業におすすめです。

1日約1,000人、年間約30万人が調査した情報を年6回更新して精度の高い地図情報を提供している「いつもNAVI API/SDK」は、地図や経路・住所検索以外にもさまざまな機能が備わっています。

例えば、駐車場情報の検索や気象APIなど、距離測定だけでなく地図を利用するさまざまな業務に活用できるAPIです。

自社システムをお持ちの企業は「いつもNAVI API/SDK」を導入して業務を効率化してみましょう。


まとめ:APIを活用し距離測定などの業務を効率化しよう

APIを活用すれば、距離測定はもちろん、ほかに必要な情報を組み合わせて業務を効率化できます。

距離測定で得た情報は、運送業などの経路検索や配達時間算出を行う際に重要な指標です。

距離測定をより効率的に活用するには、複数のアプリケーションから情報を共有できるAPIの活用も検討してはいかがでしょうか。

APIを活用すれば、より正確な距離測定の情報を得て、運送業などの業務効率化に役立てられます。




距離測定業務でお困りの方はゼンリンデータコムにご相談ください!

ゼンリンデータコムは「いつもNAVI API/SDK」だけではなく、「Google Maps Platform」の正規代理店です。

それぞれのサービスの違いが分からない、どちらがこの業務に向いている?など、お気軽にお問合せください。



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ゼンリンデータコム編集部
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