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位置情報ビッグデータを活用した、新型コロナウィルス感染拡大後
における、店舗の新商圏および集客状況の調査

混雑統計により、人流データを活用して卸先店舗の商圏、集客力を調査した。

ニーズ・課題

食品・飲料メーカーはこれまで、前年度までの販売実績を元に卸先店舗への商品出荷数を決定していた。
しかし、新型コロナウィルスの感染拡大以降、各卸先店舗の商圏、集客力が大きく変容しており、前年度の販売実績を元に商品出荷数を決めることで、売れ残った食品の廃棄量が増加する事態となった。
そのため、早急に営業戦略を見直し、位置情報ビッグデータを活用して、コロナウィルス感染拡大後の各店舗における商圏、集客力を分析することとした。

解決方法

集計は下図のイメージの通り実施した。
  1. 各店舗の中心より半径100m以内に15分以上滞在した集団を想定顧客と定義した。
  2. 各店舗の想定顧客について、新型コロナウィルス感染拡大前後の数を集計し、更にその性年代別、居住地別内訳データを集計した。
店舗毎の来訪者を判定し、人数を集計するイメージ
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なお、データの納品に際しては、まずメーカーが管理している卸先店舗リストを提供いただき、各店舗の来訪者を混雑統計で抽出した上で、その人数、属性(性年代)および、居住地データを付与したものをCSV形式で提供した。
お客様の店舗リストに直接混雑統計の分析結果を付与してご提供するイメージ
※画像クリックで拡大
これにより、メーカーが通常業務で参照している店舗リストに直接、必要情報が付加される形となり、位置情報ビッグデータをシームレスに日常業務の中で活用していくことが可能となった。

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