ニュースリリース

ゼンリンデータコムとAMANEが、
EV・PHEVデータ管理システム「e-mobilog」を共同開発
SDK開発キットとSaaSを10月1日から提供開始

2023年09月27日

 株式会社ゼンリンデータコム(本社:東京都港区、代表取締役社長:清水 辰彦、以下:ゼンリンデータコム)と株式会社AMANE(本社:東京都港区、代表取締役:井上 佳三、以下、AMANE)は、EV・PHEVの車両データ管理システム「e-mobilog(イーモビログ)」を共同開発し2023年10月1日(日)からSDKとSaaSの形で提供開始いたします。※車両からのデータはOBD-ⅡとCAN端末から取得いたします。

 近年、カーボンニュートラルに向けた取り組みとして、EV・PHEVを業務に導入する企業が増加しています。しかしながら、このような先進的な取り組みを行っている企業は、以下のような課題を抱えています。

【EVシフトによる主な課題】
 充電管理負担の増加、使用電力の増加、電力契約への影響、電力コストの増加、
 データ取得と活用の難しさ

 このような課題に対し、EVからSOC情報(電池残量)をはじめとした各種データを取得し、実際のオペレーションの中で、必要な機能の開発やデータ分析を実施できるようにSDK開発キットの提供を開始しました。本サービスを、車両からSOCなどの情報が取得できずオペレーション上の課題解決ができないケースなどに活用していただくことにより、今後の本格導入を見据えたシステム開発やオペレーションの改善、ビジネスモデル策定にお役立ていただけます。

EV用テレマティクスサービス提供形態は、SDKとSaaSから選択が可能で、自社開発と比較して、どちらも「早期導入」と「スモールスタート」を実現します。
 

ブロック組み合わせ
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■「e-mobilog」が提供する主な機能
・各種車両情報の表示:SOC(電池残量)、SOH(バッテリー劣化度)、走行可能距離、稼働ステータス、充電状態、充電プラグ状態、故障データなど ※車両、デバイスにより取得出来るデータは異なります。
・リアルタイム位置情報:全車両の位置情報を表示
・データ集計:車速、走行距離、平均SOC、充電回数、CO2排出量の推計など
・充電ステーション検索:指定したエリアの最寄り数か所の充電ステーションを検索可能

■画面イメージ(開発中画面の為、実際の仕様とは異なる場合があります)
車両最終受信データ一覧画面

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SOC推移グラフ画面

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■サービス・料金について
システムの提供形態は、ご希望に合わせてSDKまたはSaaSからお選びいただけます。また、EVの導入支援につきましては、AMANEでサポートを行います。詳しくは、以下までお問い合わせください。
※ご導入台数などにより、料金は変動いたします。

■お問い合わせ先
株式会社ゼンリンデータコム IoT第一事業部 お問い合わせフォーム: https://www.zenrin-datacom.net/solution/e-mobilog/consul
株式会社AMANE システム開発事業部 サービスサイト・お問い合わせフォーム:https://amane.ltd/works/e-mobilog