ニュースリリース

TomTom、ゼンリン、ゼンリンデータコムが協業で合意

2017年10月27日

欧米で地図・位置情報サービスを展開するTomTom International B.V.(本社:オランダ アムステルダム、CEO:Harold Goddijn、以下TomTom)と、株式会社ゼンリン(本社:福岡県北九州市 代表取締役社長:髙山善司、以下ゼンリン)、株式会社ゼンリンデータコム(本社:東京都港区、代表取締役社長:清水辰彦、以下ゼンリンデータコム)は、日本における高度でリアルタイムなトラフィックサービスを共同開発することで合意しました。カーナビゲーション機能の充実、コネクテッドカー、自動運転など先端技術への活用をはじめ、新たなモビリティサービスの実現を目指します。
TomTomは、世界68か国で地図サービスを展開しているグローバル企業です。数にして5億以上に上る膨大な交通ビッグデータを収集し、AIやマシンラーニングを駆使して分析処理をおこない配信する、リアルタイム交通情報「TomTom Traffic」を提供してきました。
ゼンリンは、日本国内70拠点の情報収集力により、住宅地図やカーナビゲーション用の詳細な地図データを整備しています。国内カーナビゲーション向けでは約7割のシェアを持ち、多くの地図配信サービス・ソリューションにも地図データを提供。近年では、自動運転向けの3次元地図ソリューションの提供や、ドローンの自律飛行支援のための空の3次元地図の研究開発など、先端技術に適応したソリューション開発を進めています。
ゼンリンデータコムは、ゼンリンの詳細な地図をベースに、「いつもNAVI」などの地図・ナビゲーションサービスを提供しています。さらに、高度な地図配信プラットフォームを活用した、交通情報や位置情報の解析を行っています。
この度、業界トップクラスの技術とデータベースを持つ3社が協業し、各関連団体と協調し推進することで、リアルタイムなトラフィックサービスをはじめとした高い付加価値情報を創造し、IoT社会に貢献する地図エコシステムと新たなモビリティサービスの実現を目指します