<ろじたんフォーク 活用事例>
フォークリフトの"稼働実態"を見える化し、カーボンニュートラルへの道を切り拓く ~「ろじたんフォーク」で実現した車両削減とCO₂削減の両立~

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会社名

川崎重工業株式会社

活用分野

脱炭素に向けた車両削減・運用改善

活用サービス

ろじたんフォーク

船舶・鉄道車両・航空機・モーターサイクル・ガスタービン・ガスエンジン・産業プラント・油圧機器・ロボットなど、幅広い製品を手がける川崎重工業株式会社(グループ企業を含む)。同社のサステナビリティ推進部では、グループ全体のCO₂削減に向けた取り組みを推進しています。その一環として、製造現場で使用するフォークリフトの稼働状況をデータで可視化し、台数の最適化を図るために「ろじたんフォーク」を導入。本記事では、その背景と成果をご紹介します。

  • 高精度な計測(ZDC)× 質の高い分析(NX総研)の連携を評価
  • 現場負担を抑えつつ、計測漏れなくデータを取得
  • “なくても回る車両”が見え、適正台数の検討が可能に
  • 台数削減・CO₂削減に向けた根拠を獲得
  • 屋内計測や積載率把握への拡大 グループ内他拠点への導入・横展開

選定理由

  • 高精度な計測(ZDC)× 質の高い分析(NX総研)の連携を評価

導入効果

  • 現場負担を抑えつつ、計測漏れなくデータを取得
  • “なくても回る車両”が見え、適正台数の検討が可能に
  • 台数削減・CO₂削減に向けた根拠を獲得

今後の展望

  • 屋内計測や積載率把握への拡大 グループ内他拠点への導入・横展開

聞き手:NX総合研究所、以下「総研」・ゼンリンデータコム、以下「ZDC」

―「ろじたんフォーク」を知ったきっかけを教えて下さい。

川崎重工業:私達が所属している部署はグループ全体のカーボンニュートラル達成のため取り組みを実施しています(図①参照)。ガソリン稼働しているフォークリフトについては電動車や燃料電池車に移行してもらうよう製造現場に依頼しているのですが、移行前に台数もできるだけ少なくしたいと考えて、フォークリフトの稼働状況のデータ計測・分析ができるツールを調査しました。「フォークリフト、最適台数」のキーワードでインターネット検索して「ろじたんフォーク」を知りました。

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※ 昨今のエネルギー市場におけるLNGへの回帰傾向や主要パートナーの状況等を踏まえ、カーボンニュートラルの実現時期について見直しを進めています。

図①:川崎重工グループのCO2 削減目標(HPより抜粋)

選定理由 高精度な計測(ZDC)× 質の高い分析(NX総研)の連携を評価

―比較した他社サービスはありましたか?

川崎重工業3社のコンペを実施し、GPS、Wi-Fi、ビーコンの各方式を多角的に比較しました。最終的な決め手となったのは、ゼンリンデータコムの「テレマティクスサービス」による当社の広大な屋外現場に適した高精度の位置情報取得と、NX総研の知見を活かした質の高い分析・改善提案がシームレスに連携している点でした。単なるデータ収集システムの導入に留まらず、具体的な課題解決まで伴走できる共同ソリューションとしての強みを高く評価しました。

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―導入によって解決したいと考えた改善課題は何ですか?

川崎重工業:稼働状況のデータ・分析結果を基に各事業部門で所有しているフォークリフトの台数を削減したいと考えていました。電動車や燃料電池車に移行する前に台数を少なくできれば、移行にかかるコストも削減できます。また、台数だけでなく、作業動線や配備場所の最適化にも稼働データを活用してもらい生産性を向上させることで、移行前のフォークリフトについてもCO2排出量を削減できればと考えています。

導入効果 稼働実態の可視化による「削減可能な車両」の特定と、脱炭素へのエビデンス構築

―導入時の良かった点を教えて下さい。

川崎重工業:事前に綿密なヒアリングや計測現場の下見を実施の上、当社の作業者向けにハンズオンで計測用スマホの操作説明会をして頂いて、現場の作業負荷が最も少ない形で計測できたのが良かったです。計測期間中はNX総研の高須さんに全台数の計測状況を毎日ご確認いただき、計測漏れを未然に防ぎ、問題なく稼働データを取得できました。成果物は単に稼働時間を示すだけでなく、どのエリアをどのように動いているかが見える形で整理されており、現場にも理解しやすく、説得力・納得感がある内容でした。

―導入した製造現場からはどのようなフィードバックがありましたか?

川崎重工業:朝に特定エリアで数時間しか動いていないフォークリフトがあること、巡回トラックが運搬すべき部材や廃品をフォークリフトで長距離運搬していたことが判明したそうです。また計測期間中に故障して利用できなかったフォークリフトがあったのですが、そのフォークリフトがなくても業務に支障はなかったので、このフォークリフトは削減対象になるという判断ができました。GPS位置情報を見ることで、高稼働だと思っていたフォークリフトが実は停止している時間の方が長かった、「近くのフォークリフトを借りれば済むのに、離れた場所にある自分の持ち場のフォークリフトを動かしていた」ということもわかって「高稼働=良いこと」ではないという事実、分析結果から「必要と思っていたけど、実はなくても回せるかも」という視点が出てきたのは大きいというフィードバックがありました。

今後の展望 屋内計測や積載率把握への拡大、およびグループ内他拠点への導入・横展開

―「ろじたんフォーク」もしくは弊社について今後どのような期待をされていますか?

川崎重工業:屋内稼働のフォークリフトの稼働率や積載率を把握できるサービスも次の導入拠点でやってみたいです。現在の「ろじたんフォーク」は毎日スマートフォンを充電する作業とフォークリフトまで持って行く作業がありますが、ずっと置きっぱなしでよいというところまでいけば非常に革新的な計測システムになると思います。このような取組みはグループ内の他拠点・他部門にとっても参考になる可能性があるため、今後さらに横展開できれば面白いと感じています。今回は当社にとってはカーボンニュートラルに関連する取組みでしたが、物流を切り口の一つとして、サステナビリティ全般のテーマでコラボできることがあれば連携させていただけますと幸いです。

―物流業務改善や物流コスト削減はすべてサステナビリティに貢献する活動でもあります。「ろじたんフォーク」の3拠点目での導入もご検討を頂いているので引き続きよろしくお願いします。本日は貴重なお時間とご意見を賜り、誠に有難うございました。

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左より 小濱(ZDC)、稲岡様、三谷様、福井様(総研)

導入サービス

ろじたんフォーク(データ取得 × 分析ソリューション)

現場の負担を抑えながら、フォークリフトの稼働実態を正確に把握・分析するための専用ソリューションです。
位置情報の取得から高度なデータ可視化までをワンストップで提供します。

位置情報の取得(テレマティクスサービス)
フォークリフトの運転席付近にスマートフォンを置くだけで、ゼンリンデータコムの「テレマティクスサービス」を利用して位置情報や動線データを高精度に取得します 。

データの集計・分析(ろじたんフォーク)
収集したデータをBIツール「Tableau(タブロー)」などで集計・分析し、現場ごとの適正なフォークリフト台数を推計します 。

「動線」や「ヒートマップ」「稼働率」といった視覚的な定型レポートにより、具体的な改善策の立案を強力にサポートします

各サービスの詳細、導入については下記よりお気軽にお問い合わせください。

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