導入事例 > 【東北地方整備局様】走行する除雪機械の位置情報をリアルタイムに管理したい
東北地方整備局様
走行する除雪機械の位置情報をリアルタイムに管理したい
豪雪地帯が多く存在する東北地方において、冬期期間中約400台の除雪機械が日夜、除雪作業を行っているが、除雪機械の位置や除雪作業の進捗状況をリアルタイムに把握する仕組みが無く、現場作業員からの定期的な報告により状況を把握していました。このような状況に対し、近年のIoT技術を活用する事で除雪機械の位置や除雪作業の進捗状況をリアルタイムに確認できるシステムが求められていました。
除雪機械のシガーソケットから給電可能なタイプのGPSトラッカーを選定することで、お客様でも簡単に位置情報の取得端末が設置可能です。また、設置したGPSトラッカーは除雪機械のエンジンONを自動で検出し位置情報の定期送信を開始、エンジンがOFFになると自動で位置情報の送信をストップするため除雪作業員の手を煩わせることなくシステムの運用が可能です。
GPS測位端末
除雪機械に設置するGPSトラッカーは各地域の除雪作業員にて設置する事ができました。GPSトラッカーを設置した以降は操作が不要なため、今までの業務に影響が出ることはありませんでした。また、管理者は約400台の除雪機械の位置や状態(エンジンON/OFF)、除雪の進捗状況をひと目で見ることができるようになり、管理者間における情報共有や追加での除雪指示を効率よく実施することができるようになりました。