覚えておきたい位置情報の共有方法! 共有手段やシーンに合わせた活用法を徹底解説
位置情報の共有は、地図関連のアプリ・ツールを使用することで手軽に行えるようになりました。位置情報を共有することでプライベートはもちろん、各業種における仕事でも活用できます。
そこで本記事では、位置情報の共有でできることや共有する手段、シーンに合わせた活用法等を解説します。最後に、位置情報を効率的に共有するための方法もご紹介しているので、ぜひ最後までご覧ください。
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※本記事の内容は2024年7月現在の情報です
目次[非表示]
- 1.位置情報の共有でできること
- 1.1.消費者目線の場合
- 1.1.1.家族の位置を把握できる
- 1.1.2.友達や恋人との待ち合わせに利用できる
- 1.1.3.アウトドアで自分の位置を確認できる
- 1.2.ビジネス目線の場合
- 1.2.1.営業等の現場社員同士の連携を高められる
- 1.2.2.人員配置の最適化を図れる
- 1.2.3.運送業務で最適なルートを分析できる
- 2.位置情報を共有する方法3選
- 2.1.①Googleマップを活用し共有する
- 2.2.②iPhoneの位置情報共有機能を使用する
- 2.3.③位置情報共有アプリを活用する
- 3.Googleマップを活用し位置情報を共有する手順
- 4.iPhoneを使用して位置情報を共有する手順
- 5.ビジネスシーンでの位置情報共有の活用事例
- 5.1.不動産物件とその周辺情報の取得
- 5.2.小売業界におけるプロモーション活用
- 5.3.フードデリバリーサービスの配送精度向上
- 6.業務で位置情報を効率よく共有したい場合は、APIを活用することもおすすめ
- 7.APIを活用し、自社システムを開発するメリット2つ
- 8.まとめ:位置情報の共有は効率よく行おう
- 9.位置情報を活用した動態管理にゼンリンデータコムのソリューションをご活用ください
位置情報の共有でできること
位置情報の共有によってできることはたくさんあります。ここでは、位置情報の共有でできることを消費者目線・ビジネス目線に分けてご紹介します。
★バックグラウンドでの位置情報取得や位置情報の蓄積など、 |
消費者目線の場合
消費者目線だと、位置情報の共有によって以下のことができるようになります。
それぞれのできることについて詳しく解説します。
家族の位置を把握できる
家族間で位置情報を共有することで、現在どこにいるのかをリアルタイムで把握できます。
例えば、子どもが一人で学校や塾、習い事に行く際に、親は子どもの現在地を確認し、目的地に無事に到着したかを見守ることができます。
さらに、認知症の高齢者が徘徊するリスクがある場合でも、位置情報を共有できるようにしておくことで、行方がわからなくなった際にすぐに見つけ出すことができ、事故を未然に防ぐことができます。このように、家族の位置情報を把握することで、さまざまなリスクを回避できるのです。
友達や恋人との待ち合わせに利用できる
位置情報の共有は、家族だけでなく友達や恋人との関係でも役立ちます。
例えば、待ち合わせをする際に言葉で説明しにくい場所に居ても、地図アプリで位置情報を共有すれば、相手がどこにいるのか正確に把握できます。
待っている人も、位置情報を共有していれば目立つ場所に立つ必要はなく、近くの休憩スペースでリラックスしながら相手を待つことができるでしょう。
アウトドアで自分の位置を確認できる
河原でのバーベキューやキャンプ等のアウトドアシーンで待ち合わせをする際にも、位置情報は便利に利用できます。とくにアウトドアシーンは目印になるものがほとんどないため、自分の居場所を伝えたくてもうまく伝えられません。
そんなときでも位置情報を共有していることで正確な場所を簡単に伝えることができるようになるのです。
ただしGPSを使った位置情報の取得は、樹木など障害物が多い場所や悪天候時に位置情報の精度が落ちたり、取得できない場合があります。登山等では利用できないケースが多いため注意が必要です。
ビジネス目線の場合
ビジネスの観点から見ると、位置情報の共有によって次のようなことが可能です。
それでは、各項目について詳しく説明していきます。
営業等の現場社員同士の連携を高められる
外回りの営業や外勤の社員が位置情報を共有することで、社員同士の連携が強化されます。
リアルタイムで現在の場所が確認できるため、近くにいる社員とすぐに連携を取ったり、突然の案件やトラブルにも迅速に対応したりすることが可能です。
さらに、現場で撮影した画像と位置情報を一緒に送ることで、本部に現場の状況を正確に報告しやすくなります。このように、社員同士の連携が強化されることで、業務の効率も向上するでしょう。
人員配置の最適化を図れる
位置情報の共有により、社員の配置を効率的に最適化できます。本部は社員に対して、配置場所を迅速に指示することが可能です。
さらに、位置情報データを活用することで需要の予測も行えます。来訪者の数を把握し、それに応じた適切な社員配置が可能となるため、適切な対応を取るために必要な人員数が明確になるでしょう。
運送業務で最適なルートを分析できる
運送業務では、道路の交通状況が原因で予定通りに目的地に到着できないことがあります。しかし、トラックの位置情報をリアルタイムで共有できれば、そのデータと交通状況をもとに効率的なルートの分析や指示出しが可能です。
これにより、予定時間通りに到着でき、届け先からの信頼が向上し、業務にかかる時間も短縮されます。その結果、ドライバーの労働負担も軽減されるでしょう。
さらに、リアルタイムでトラックの走行位置がわかることで、荷物の配送状況や遅延の把握も可能になります。また、渋滞を回避するためのルート指示等も行うことができるでしょう。
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位置情報を共有する方法3選
位置情報を共有する方法は、大きく以下の方法があります。
それぞれの共有方法を把握し、自分の目的に合った位置情報の共有機能を利用してみてください。
①Googleマップを活用し共有する
地図情報が膨大で多くの方が利用するGoogleマップにも、位置情報共有の機能がついています。
Googleマップの位置情報共有では、Googleアカウントを持っている人だけでなく、持っていない人との共有も可能です。
そのため、急遽位置情報を共有したい場合等でもアカウントを作成する必要はなく、特定の手順を踏むだけで早急にお互いが位置情報を把握できます。
もちろん、すでに共有した位置情報を非表示にしたりブロックしたりすることも可能なため、位置情報共有が不要な場合でも共有し続けてしまい、常に居場所を知られてしまうことを心配している方も安心です。
操作手順は後述しておりますので、利用したい方はぜひ参考にしてください。
▼Googleマップの位置情報共有 操作手順へ
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②iPhoneの位置情報共有機能を使用する
iPhoneでは、「探す」等で位置情報の共有ができます。
共有元のデバイスを探したり、目的地までの到着時間を提示してくれたりと機能性にも富んでいるため、iPhoneのスマートデバイスを持っている方同士なら、「探す」でお互いの位置情報を共有することもおすすめです。
一方で、iOS12以前のバージョンを使用している場合、「友達を探す」で位置情報共有をします。
やや利便性に欠けてしまうため、できればiOS13以降に更新されたiPhoneを使用しましょう。
また、「探す」はiOSのみに対応しているため、iPhoneのスマホ同士でないと共有機能は使えません。
Androidの方との共有の際には、Googleマップか位置情報共有アプリを使いましょう。
③位置情報共有アプリを活用する
位置情報共有アプリはネット上で公開されているものも多く、アプリをインストールすることで使用できます。
位置情報共有アプリを利用するメリットは、SNSと紐付いているアプリを利用できるという点です。
日常的に連絡手段として用いているSNSアプリに位置情報共有機能がある場合、SNSでの連絡の延長線上で位置情報を確認し合えるため、使い慣れたアプリで位置情報共有でき使いやすさを感じる方もいるでしょう。
また、アプリ毎に共有できる情報も異なるため、自分に合っているものを見つけるのもおすすめです。
ただし、共有する方同士でアプリをインストールしていないと利用できない可能性もあるため、注意が必要です。
Googleマップを活用し位置情報を共有する手順
ここからは、Googleマップを活用し位置情報を共有する手順について説明します。
Googleマップにおける位置情報共有の操作手順は、大まかに分けると3通りです。
それぞれの手順をしっかりと把握しておきましょう。
Googleアカウントを持っているユーザーと共有する場合の手順
共有相手がGoogleアカウントを所持している場合の流れは以下のとおりです。
【Androidの場合】
- 共有相手をGoogle コンタクトに登録する
- スマホでGoogleマップを開いてログインする
- 自分のアカウントのプロフィール写真をタップし「現在地の共有」→「[新たに共有]」の順にタップ
- 現在地を共有する期間を指定
- 現在地を共有するユーザーのプロフィールをタップし「共有」をタップ
【iPhoneやiPadの場合】
- 共有相手をGoogle コンタクトに登録する
- iPhoneやiPadでGoogleマップを開きログインする
- 自分のアカウントのプロフィール写真をタップし「現在地の共有」をタップ
- 共有したいユーザーを選択する
- 「共有」をタップ
共有したい方同士がGoogleアカウントを保有している場合は、まずはGoogleコンタクトに登録する必要がある点に注意してください。
また、常に共有状態にしてしまわないよう、共有する期間もしっかりと設定しておきましょう。
Googleアカウントを持っていないユーザーと共有する場合の手順
次に、アカウントを持っていないユーザーとの位置情報共有の流れです。
【Androidの場合】
- Googleマップを開きログイン
- 自分のアカウントのプロフィール写真をタップし「現在地の共有」→「[新たに共有]」を順にタップ
- 「クリップボードにコピー]」をタップすると現在地の共有リンクが表示されるのでコピーする
- 共有したい相手にメールやメッセージ等でリンクのURLを送信して現在位置を確認してもらう
【iPhoneやiPadの場合】
- Googleマップを開きログイン
- 自分のアカウントのプロフィール写真をタップし「現在地の共有」→「[新たに共有]」を順にタップ
- 「その他のオプション」をタップし、通知が出た場合は「共有」をタップ
- リンクを送信するアプリを選択し、共有相手にリンクを送る
リンクはあらかじめ指定した時間まで有効となり、相手側は最長で24時間リンクを通して位置情報をチェックすることが可能です
位置情報の共有手順は共有相手のアカウントを知っている場合と大きく変わりませんが、相手が Google アカウントを持っていない場合はリンクの共有が必要となります。
リンクにアクセスするとどなたでも位置情報の共有が可能なため、共有する方以外に知られないよう注意してください。
他のユーザーの現在地を取得する手順
次に、自分が他のユーザーの現在地を取得する手順を紹介します。
他のユーザーの現在地を確認したい方法は、以下の状況で手順が変わるため注意が必要です
- 現在位置情報を共有している人の現在地を取得する
- 現在位置情報の共有をしていない人の現在地を取得する
それぞれ解説します。
現在位置情報を共有している人の現在地を取得する場合の手順
【Android・iPhone・iPadの場合】
- Googleマップのアプリを開く
- 自分のアカウントのプロフィール写真をタップし「現在地の共有」をタップ
- 現在地を知りたいユーザーのアイコンをタップ
【PCの場合】
- Googleマップを開く
- 画面左上のメニューをクリックし、「現在地の共有」をクリック
- 現在地を知りたいユーザーをクリック
現在位置情報の共有をしていない人の現在地を取得する場合の手順
【Android・iPhone・iPadの場合】
- Googleマップのアプリを開く
- 自分のアカウントのプロフィール写真をタップし「現在地の共有」をタップ
- 現在地を知りたいユーザーのアイコンをタップ
- 「リクエスト」をタップ
現在位置情報を共有していない方にリクエストを送る場合でも、Googleアカウントの共有をしておく必要がある点には注意してください。
また、PCで位置情報を確認できるのは、現在位置情報を共有している人のみとなります。
これらの方法で位置情報の共有ができない場合は、端末自体の設定で位置情報の共有がオフとなっている可能性があるため、確認し、オンに変更しておきましょう。
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iPhoneを使用して位置情報を共有する手順
ここからは、iPhoneを使って位置情報の共有を行う方法を紹介します。
主に以下の3通りの方法で共有することが可能です。
上でも触れましたが、iPhoneの機能は基本的にiOSを搭載したデバイス同士での利用に限られる点に注意してください。
「探す」機能を活用し位置情報を共有する場合の手順
まずは、iPhoneの「探す」Appで位置情報共有をする方法を紹介します。
以下の手順で位置情報を共有してください。
- 「探す」App を起動し、タブ内の「人を探す」をタップ。
- もしくは「位置情報の共有を開始」をタップ(「自分の位置情報を共有」でも可能です)
- 位置情報を共有したい相手の名前・電話番号を入力して「送信」をタップ
- 位置情報の共有期間を「1時間」・「明け方まで」・「無制限」から選んでタップし、最後に「OK」をタップすると位置情報の共有が開始される
「マップ」機能を活用し位置情報を共有する場合の手順
次に、iOSの地図情報アプリ「マップ」を活用して位置情報の共有をする方法を紹介します。
「マップ」自体に位置情報共有をする機能はなく、位置情報共有アプリを同時に使うことになるため、使いやすいと感じる位置情報共有アプリをダウンロードしておきましょう。
- 「マップ」を起動
- 青い点が自分の現在地になるので、その部分をタップ
- 現在地をタップすると下部分にポップアップメニューが表示されるので、「共有」をタップ
- 位置情報共有アプリを選択して起動する
位置情報共有アプリがない場合は、リンクのURLをコピーして相手側に送信して共有を図ります。
「連絡先」機能を活用し位置情報を共有する場合の手順
次は、「連絡先」アプリで位置情報共有をする方法です。
- 「連絡先」アプリを起動
- 連絡先の中から位置情報共有をする相手を選択する
- 「自分の位置情報を共有」をタップし、位置情報の共有期間を「1 時間」・「明け方まで」・「無制限」から選ぶと位置情報の共有がされる
その他にもiMessageから位置情報を共有する手段もあります。
共有したい相手とのメッセージ画面で「位置情報を共有」をタップすれば、後は位置情報の共有期間を選び、最後に共有を「一度だけ許可」か「Appの使用中は許可」かいずれかを選ぶだけです。
メッセージでやり取り中の方と位置情報共有をしたい場合、そのままiMessage上で位置情報共有をすると効率的でしょう。
ビジネスシーンでの位置情報共有の活用事例
ビジネスにおいて位置情報を共有することで、多くのメリットが得られます。具体的にはどのようなことが可能になるのでしょうか?
ここでは、位置情報共有の具体的な導入事例について、ソリューション毎に紹介します。
不動産物件とその周辺情報の取得
現在、インターネット上には多くの物件情報サイトが存在し、膨大な物件情報が溢れています。その中で、自社の物件を選んでもらうためには、他にはない付加価値を提供することが重要です。
例えば、物件情報に加えて、物件周辺の詳しい情報を提供することが挙げられます。従来は、ユーザーが別途検索して調べる必要がありましたが、位置情報を活用することで、近隣のスーパーや学校等の情報も一緒に提供できます。
これにより、ユーザーはその物件がある地域での生活を具体的にイメージしやすくなるでしょう。また、物件の位置を示す地図をどの端末でも表示できるようにすれば、ユーザーエクスペリエンス(UX)の向上も図れます。
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小売業界におけるプロモーション活用
小売業界でも、位置情報を活用することによって多くのメリットを得られます。
例えば、ユーザーが近くの店舗からクーポンを受け取れるAPIソリューションを利用することで、店舗の利用者が増え、売り上げの拡大が期待できます。
また、小売店のWebサイトで店舗情報を検索する際、これまでは検索エンジンを使って移動時間や営業時間を調べる必要がありました。
しかし、位置情報を共有できるAPIソリューションを導入することで、現在の位置から店舗までの距離を簡単に計算でき、近くの店舗へスムーズに誘導できます。
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フードデリバリーサービスの配送精度向上
新型コロナウイルスの感染拡大を受けて、フードデリバリーサービスが急速に普及しました。しかし、これに伴い住所の入力ミスや配達状況に関する問い合わせが増加する等、さまざまな問題も浮上しています。
これらの問題を解決するためには、フードデリバリーサービス向けのAPIソリューションを導入することが有効です。例えば、住所の自動補完機能を利用することで、住所入力の手間を省き、人的なミスを減らして配送間違いを減少させることができます。
また、ドライバーの位置情報を共有することで、リアルタイムでの追跡が可能となり、正確な到着時間をユーザーに通知することもできます。
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業務で位置情報を効率よく共有したい場合は、APIを活用することもおすすめ
ここまでは主に個人間で位置情報を共有する方法にフォーカスして説明しました。
しかし、業務中に繰り返し位置情報を共有する必要がある運搬業や、営業職等で動態管理をしたい法人様の場合は、自社システムを活用して効率よく地図上で位置を可視化したいのではないでしょうか。
その場合は、情報を組み込んだインターフェースであるAPIを利用し、システム開発をすることがおすすめです。
APIはさまざまなシステムと連携できるため、すでに地図情報関連のシステムを保有している法人様なら、自社のシステムにAPIの機能を追加できます。追加することで位置情報の共有が効率的に行えるようになるので、ぜひ活用をご検討ください。
★地図APIサービスを活用して、位置情報共有を効率化しませんか? |
APIを活用し、自社システムを開発するメリット2つ
APIを自社システムと連携させるメリットは、大きく2つあります。
作業を効率化すると同時にコストパフォーマンスを向上できるため、APIと自社システムの連携は多くの法人様が行っている手段です。
それぞれのメリットについて解説します。
現在使用しているシステムと連携し業務の効率化が可能
APIはApplication Programming Interfaceの略称で、異なるソフトフェア同士をつなぐインターフェースという意味です。
位置情報共有機能が付随したAPIを自社システムに組み込むことで、自社システムに機能を追加できます。
また、APIにはさまざまな機能が含まれているものも多く、自社が活用したい機能だけを選択し自社システムに組み込めるため、業務効率化を図ることが可能です。
開発コストを抑えて自社システムを開発できる
APIと自社システムを連携する以外に位置情報共有ツールを自作する場合は、一からシステムを開発しなければなりません。
ただ、システムを開発する作業は専門の知識が必要となるため、自社内にそのような人材がいない場合はプログラミング能力に長けたエンジニアを雇い、開発してもらう必要があります。
しかし、APIであればすでに機能の開発はされているため、既存のシステムと連携する作業だけで機能の追加が可能です。
そのため、一からシステム開発する場合と比較しても、工数やコストを抑えられる点が魅力といえるでしょう。
また、APIの機能はAPIの運営会社が管理しているため、維持費のコストも削減できる等、あらゆる面でコストパフォーマンスを向上することが可能です。
まとめ:位置情報の共有は効率よく行おう
ここまで、位置情報共有の方法について説明しました。
位置情報の共有は状況に応じて使い分けるのが効率的です。
個人間で位置情報の共有をする場合は、GoogleマップやiPhoneの機能を活用した方が手軽といえます。
一方で、繰り返しスタッフの位置情報を要求したり、目的地へのルート検索したりする等さまざまな情報の共有や調査が必要な場合の法人様であれば、自社で情報共有システムを開発することで、より効率よく業務を行えるでしょう。
このように、活用シーンに合わせて最適な方法で位置情報共有を活用してみてください。
位置情報を活用した動態管理にゼンリンデータコムのソリューションをご活用ください
「ZENRIN Maps API」や「Google Maps Platform」をシステムに組み込むことで、目的地へのナビゲートや位置情報を用いた動態管理にご活用いただけます。
また「ZENRIN Maps API」であれば、住宅地図や地番情報が確認できるブルーマップ、地価・路線価等、さまざまなコンテンツを重畳することで、業務を効率化できます。
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