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物流向け動態可視化サービス
GPSが届かない屋内で人やモノの位置を把握し、動態管理~分析、ナビゲーションなど多様な機能によって、業務効率化をサポートします。商業施設、物流倉庫や工場、空港などにおける様々な施設内での課題解決やご要望にお応えします。
"見える化"は"強い物流"をつくる。
業務効率化を通じたコスト削減を実現し筋肉質な強い物流へ。
物流を取り巻く環境は大きく変化しています。慢性的な人手不足や、流動的な受容に対応するための過剰な人員配置。また年々増える業務量に対応していない動線など抱える問題は様々です。
時代にマッチした筋肉質で強い物流を作るためには、モノや人の流れをデータ化し、データに基づいた論理的な改善策を実行することが必要です。

位置情報と業務改善
双方のプロフェッショナルがお客様をサポート。
現実のモノ・人の流れを反映した「正確なデータ」とデータに基づいた論理的で実効性のある「分析・改善」が必要です。いままでの導線可視化サービスや動態可視化サービスでは、可視化だけで終わってしまい実際の業務改善まで至っていないことも多くありました。
そこで、本サービスでは測位技術のプロフェッショナルと業務改善のプロフェッショナルがパートナーシップを組むことで、正確なデータ・実効的な業務改善の両輪からのアプローチで「強い物流」を実現します。

測位技術のプロフェッショナル
ゼンリンデータコム

ビーコンをはじめとした様々な測位技術を用い、GPSが届かない屋内でも、物流プロセスにおけるモノ・人の流れをデータ化します。
物流コンサルティング会社
日通総合研究所

取得したデータを元にコンサルティングを実行します。「物流ABC導入」、「KPI導入・効率化」、「オペレーション分析・改善」などがお客様の課題に応じた分析・改善策を実行します。
見える化と業務改善の流れ
STEP 1 : ヒアリング

事前ヒアリングを実施し、お客様の問題意識から課題の仮設定・調査・分析の方向性策定します。このとき、倉庫・工場内の測位環境などの調査を実施し測位方式等のご提案をいたします。
STEP 2 : 現状分析・課題整理

収集したデータを元に、視察・ヒアリング・調査・データ確認などを行います。単位あたりの生産性分析・棚間口の引当頻度分析・工場倉庫内の保管商品のパレート分析など課題に応じたデータ分析を実施します。
STEP 3 : 改善策策定/遂行支援

実効性のある改善策のご提案、そして業務改善の遂行支援までワンストップで実施します。
ご活用分野
物流倉庫・製造業・プラントなどのオペレーション改善・動線改善はもちろん、商業施設・医療機関でもご活用いただけます。

物流倉庫
- 長時間残業の常態化を把握して改善したい
- 作業別の生産性を把握し改善したい

製造業
- 物流コスト削減と在庫圧縮を実現したい
- 無駄を省きリードタイムを削減したい

プラント
- 物流のトータルコストを削減したい

通販業物流
- ピッキング作業の効率化を実現したい
- 余剰人員を常態化を解消したい
活用例 1
フォークリフト作業の合理化・適正化
稼働時間・動線の見える化を実現
フォークリフトの稼働割合・作業動線・エリア滞在時間などを可視化。いままで必要だとしていた車両を合理化することでフォークリフトの維持管理コストを低減。また作業動線の見直しを行ったことで、車両の接近を未然に回避し作業効率の改善を実現しました。
成果
- 稼働率の低いフォークリフトの削減
- 稼働効率の最適化

活用例 2
ピッキング作業の合理化により物流コストの10%低減
ピッキングルートの最適化
作業者がピッキング対象の商品棚への経路に迷うなどの作業の無駄をがありました。そこでピッキング対象の商品棚を最短ルートで案内。ピッキング先が混み合っている場合は別のルートを表示し、待ち時間低減により倉庫全体のオペレーションを最適化して業務効率化を実現しました。
成果
- 物流コスト10%低減
- 従来の業務量を最小限のパート/アルバイトで実行が可能に。


活用例 3
大型会場での警備体制の合理化
人員配置を合理化・適正化
案内・警備スタッフの配置と活動状況の的確な把握、観客の流動に応じたマネジメント、緊急時の対応が可能。さらに、オペレーション結果を分析・検証し、見直しや改善を実施。
成果
- トラブル時の警備員到着までの時間が5分短縮
- 従来の業務量を最小限のパート/アルバイトで実行が可能に。

様々な測位方式に対応し、
高精度な位置情報を取得。
動態管理による業務効率化において位置情報の精度は大変重要です。屋内動態管理サービスではBLE、PDR、地磁気、UWBなどの様々な屋内測位技術を組み合わせ、屋内での人の位置、動きが把握できます。 お客様のご予算・ご要望に応じた測位技術の選定、或いは組み合わせによって最適な測位精度を実現します。どの測位方式が一律に良いというわけではなく、環境・目的・制約などによって使い分けることが重要なポイントです。
対応測位方式

KUDAN SLAM
KudanSLAMはGPSやビーコンなどを利用せず、汎用的なカメラなどの画像を用いて、自己位置をより精度が高く、かつ瞬時に把握することが可能になります。屋外・屋内に関わらず、位置に基づいた情報提供や作業指示などがより正確となります。
ビーコン
Beacon発信装置の電波強度により距離計測し位置を測位
歩行者自律航法-PDR-
端末に内蔵された気圧・地磁気・加速度・ジャイロの各センサで現在位置から移動量を計測
地磁気
構造物等からの磁気特性を予めデータベース化してマッチング処理し測位
超広帯域無線-UWB-
UWB(Ultra Wide Band)は数GHzにわたる広い帯域を使用しリアルタイムに数十cmの高精度で位置を測位