ニュースリリース

ゼンリンデータコムとKudanが業務・資本提携

2018年07月02日

 株式会社ゼンリンデータコム(本社:東京都港区、代表取締役社長:清水辰彦、以下:ゼンリンデータコム)は、Kudan株式会社(本社:東京都新宿区、代表取締役:大野智弘、以下:Kudan)と、業務・資本提携することを決定いたしましたのでお知らせいたします。

 今回の業務・資本提携により、ゼンリンデータコムが持つナビゲーションや屋内外動態管理などのソリューションと、Kudanが独自に提供するアルゴリズムであるKudanSLAMを組み合わせ、相互補完的に事業の拡大を目指してまいります。

 ゼンリンデータコムは、KudanSLAMを利用することにより、GPSやビーコンなどを利用せず、汎用的なカメラなどの画像を用いて、自己位置をより精度が高く、かつ瞬時に把握することが可能になります。対象物との距離が10メートルの場合、数センチメートルの誤差を想定しています。これにより、屋外・屋内に関わらず、位置に基づいた情報提供や作業指示などがより正確になります。
 Kudanは、ゼンリンデータコムと組む事により地図及び位置情報のソリューション分野で事業を拡大することを想定しています。

 

参考画像1

 

■SLAM(Simultaneous Localization and Mapping)とは
デバイスが空間・立体把握をする上で最も重要な技術の一つであり、ロボットの自律制御、ナビゲーション、モバイル端末による仮想現実(AR)の実現に必要な3次元位置推定を行う画像認識技術です。

■KudanSLAMとは
実用性と汎用性に優れた独自技術で、あらゆるハードやセンサと柔軟な統合が可能です。幅広くARやVR、自動運転、ドローン、ロボティクス、IoTデバイスへの3次元位置情報提供により、横断的な技術インフラとしてなることが期待されます。  

 

ブロック組み合わせ